プロローグ

自分では思いつかなかった旅の仕方

数年前から両親が「木を見に出かけてきた」と時々言うので、
ふーん、そういう旅の仕方もあるんだなと少し驚きました。

私は自分が旅行をするときは、名所・史跡を中心に計画を立てることが多いです。

美しい自然景観や庭園を見るのも好きですが、「木」を見ることが目的というのは、
すごく新鮮な発想という感じがしました。

木の知識ゼロ

両親は植物好きで知識も豊富なのですが、私は今まで全く興味がなく、
草木の名前もほとんど知りません。

ケヤキとかブナとか名前は知っていても、一般的な大きさがどれくらいなのかとか、
どんな葉をつけるのかとか、全くわかっていないんです。

でも、名前を知らない植物を図鑑で調べるのって大変ですよね。

国語辞典や百科事典などは、知らない言葉があって、それを調べていけばいいのですが、
植物や動物の名前を調べるときは、形や色から調べるわけですから・・・

今は複数の条件から検索できるサイトや、写真から調べられるアプリも出始めたので、
これからはもっと親しみやすくなると期待しています!

 

名前をたくさん覚えるためではなく、木を起点にして自分流の旅を楽しむ

木について知りたいと思ったから調べ始めるのですが、
何も知らない状態から始めるわけなので、木の名前をたくさん覚えて人に教えられるぐらいになろうとか、全国の名木を片っ端から見てやろうとか、
ハイレベルな目標を掲げるわけではありません。

「木」をきっかけに、今まで見過ごしていたものが見えるようになってきたのが
うれしいのです。
お父さん、きっかけを作ってくれてありがとう。

名木・古木・巨木は、植物として見て素晴らしいだけでなく、
周辺に住んでいる人々とのかかわりにおいても大切な存在だろうと思いますし、
伝承的、歴史的な価値もあるんじゃないかと思います。

木から始めて、いろいろなことを自分の視点から見ていって
何かを見つけ出すのを楽しむ、自分だけの旅!

 

何からどう始めるか – 父が撮った写真を見て

まずは父が撮った木の写真を見て、自分の感覚で選んだものから始めます。

自分で実際に見ていない木がほとんどなので、木の名前と地名の他に、大まかな特徴を教えてもらいました。それがわかっていると最初の一歩が踏み出しやすいですよね。

次に、木の種類や特徴、場所に関することなど、知りたいこと、疑問に思ったことを
調べていきます。

海外在住で日本語の図鑑や資料を手に入れるのが難しいので、サイト検索による情報収集が中心で、しかも自分で木を観察できない状態というのは、かなり無理があるかもしれませんが・・・

一つのことがわかったら、そこからまた新たな疑問がわいてくるかもしれません。
毎回違った展開を一緒に楽しんでいただけたらいいなと思います。

このブログでは、「旅」という言葉を「他の場所に行く」という意味に限定せず、
「思いを巡らす」というような広い意味で使っています。

皆さんも、「私にはこの点が気になる」、「俺ならこっちの方に進む」というふうに、
ご自由に自分の旅のイメージを膨らませていってくださいね。